近日開催される各地のお祭り情報をピックアップしてご紹介。
参加する方も、観に行く方も、さあ、みんなで日本の祭りを愉しみに出かけよう。
※開催スケジュールは、都合により変更・延期されることがありますので事前にお確かめの上、お出かけください。
2025年12月 2日(火)・3日(水)
京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭り」に数えられ、毎年12月2日・3日に行なわれる、秩父神社の例大祭。
江戸中期、秩父神社に立った絹織物の市「絹大市」(きぬのたかまち)の経済的な発展と共に盛大に行われるようになり、その後日本を代表する祭りとして知られるようになった。
日本屈指の豪華絢爛さを誇り、ユネスコ無形文化遺産にも登録登録されている他、一連の行事が国の重要無形民俗文化財に指定されている。また、笠鉾2基と屋台4基の山車は国重要有形民俗文化財となっている。
場所:西武鉄道 西武秩父駅、秩父鉄道 秩父駅/御花畑駅 周辺市街地〈武藏國四之宮 秩父神社〉埼玉県秩父市番場町1-3
〈'onお祭りフォトギャラリー〉

2025年10月18日(土)・19日(日)
蔵造りの町並、小江戸川越の国重要無形民俗文化財指定であり、ユネスコ無形文化遺産に登録された「川越まつり」。
絢爛豪華な山車どうしが互に向き合い、自分達のお囃子を披露しあう「曳っかわせ」では、お囃子に合わせて提灯を高くかかげた曳き手や観衆の声援が高まり、祭りはクライマックスを迎える。
場所: 埼玉県川越市

2025年 10月4日(土)・5日(日)
夏祭りに湯の花神楽が奉納されることでも知られる、久我山稲荷神社の例大祭。
秋の例大祭では、神社神輿が氏子地域の担ぎ手たちの手により、どっこい神輿甚句で渡御される。大祭中は、夕方から境内で舞踊やフラダンス、バレーなどが奉納され露店も多く出店されて地元の人々で賑わう。
■10月4日(土)
〈宵宮〉神輿渡御 13:30~
■10月5日(日)
〈本祭〉神輿渡御 12:30~
場所〈久我山稲荷神社〉東京都杉並区久我山3丁目37−14

青山・原宿一帯の総鎮守である青山熊野神社は、江戸時代に作られた「江戸名所図会」にも江戸の名所のひとつとして描かれている。
植林、樹林の神様として特に建築関係者の参拝が多い。
本年は陰祭りの年で本社神輿の渡御は行われず、それぞれの町会で神輿渡御などが執り行われる。
場所〈青山熊野神社〉東京都渋谷区神宮前2-2-22

池袋西口駅前広場を中心に様々な催し物が行われる商業祭。
土曜日は前夜祭としてダンスやチアリーディング、バンド演奏などパフォーマンスが繰り広げられる。
日曜日のクライマックスは多数の御輿が集結して、盛大な「宵御輿大パレード」が日暮れとともにスタート。
威勢のいい担ぎ手たちの熱気で池袋駅西口駅前広場が埋め尽くされる。
■9月27日(土)
ふくろ祭り前夜祭
■9月28(日)
御輿の祭典
宵御輿大パレード
場所:JR池袋駅西口駅前・西口公園
2025年 9月19(金)〜21日(日)
港区赤坂にある赤坂氷川神社は、一千年以上の長い歴史があり今なお厳かな雰囲気を色濃く残している。
大祭期間中には、各町神輿渡御や江戸型山車巡行が赤坂の街で盛大に執り行われ、境内での盆踊り大会開催、露店では赤坂の名店による出店が軒を連ねる。
神幸祭では、各町会神輿とともに氷川山車が巡行される。
■9月21日(日):神幸祭
〈赤坂氷川神社〉東京都港区赤坂6-10-12
2025年 9月23日(火・祝)・24日(水)
千葉県いすみ市大原で執り行われる「大原はだか祭り」は、伝統の秋まつりとして地域一体となって2日間盛大に開催される。
1日目には、十八社の神輿が一斉に海へと担ぎこみもみあう「汐ふみ」が勇ましく雄々しい担ぎ手衆により執り行われ、この祭りの大きな見どころとなっている。
場所: 千葉県いすみ市大原

2025年 9月13日(土)〜16日(火)
東京のへそ・子育厄除け八幡さまとして古くから親しまれている、杉並区の大宮八幡宮。
15日夕方からの神輿合同宮入りでは、大宮・方南南・方南北・和田東・和田西・松ノ木の各地区からの神輿が次々と境内に練り込んで行く。
社殿前に集結し所狭しと繰り広げられる勇壮盛大な「神輿振り」で最高潮を迎える。
■9月15日(月・祝)
第37回 神輿合同宮入り 18:00〜
場所:〈大宮八幡宮〉東京都杉並区大宮2-3-1
2025年 9月13日(土)・14日(日)
若宮近隣町会による大神輿連合宮入り(本所二丁目摂社)が行われる他、広大な氏子エリアの各町会(約50ヶ町)ごとに催しや町内神輿渡御などが、それぞれで盛大に行われる。
*大祭は5年に一度、次回の大祭は2027年の予定。
〈牛嶋神社〉東京都墨田区向島1-4-5
〈摂社若宮〉東京都墨田区本所2-2-10

2025年 9月13日(土)・14日(日)
渋谷地区最大の祭礼と言われ、五穀豊穣・街の繁栄・氏子崇敬者の無病息災を祈願して900年以上続けられてきた伝統的な祭礼。
渋谷地区では道玄坂109前で、青山地区では表参道交差点付近で、両地区に神輿が集合し連合渡御が執り行われる。
■9月13(土)
神楽殿 奉納行事
■9月14(日)
神輿連合渡御 14:00〜
場所:〈金王八幡宮〉東京都渋谷区渋谷3-5-12
2025年 9月13日(土)・14日(日)
渋谷区は東に鎮座する氷川神社の例大祭。
氏子地域は広く、渋谷、恵比寿、広尾、代官山などの地域に及び、例年は各町大小の神輿が宮入渡御される。
また参道には露店が並び、大祭期間中は近隣地域の人で賑わう。
場所:〈氷川神社〉東京都渋谷区東2-5-6
2025年 9月13日(土)・14日(日)
武蔵野八幡宮例大祭に合わせて行われる吉祥寺の秋まつりで、本社神輿と各町会の神輿渡御が、武蔵野市の無形文化財「むさしのばやし」とともに盛大に執り行われる。
日曜日には、全11基の神輿が駅前平和通りに集合しセレモニーを開催する。
〈武蔵野八幡宮〉東京都武蔵野市吉祥寺1-1-23
例祭・神輿神幸祭
2025年 9月13日(土)
1200年以上の歴史と伝統を誇る房総最古の浜降り神事とされ、千葉県の無形民俗文化財に指定されている上総十二社祭り(かずさじゅうにしゃまつり)。
玉前神社・南宮神社・玉崎神社・の3社からそれぞれ大宮若宮2基ずつの神輿、谷上神社から1基の神輿、合わせて5社9基の神輿を約2,500人が担ぎ、一宮町の東京2020オリンピックサーフィン競技会場となった釣ヶ崎海岸祭典場へ渡御される。
上半身裸の男たちが神輿を担ぎ「シオフミ」と呼ばれる波打ち際を勇壮に駆け上がることから「上総の裸まつり」とも称されている。
場所:千葉県長生郡一宮町
2025年 9月 6日(土)・7日(日)
下北沢の総鎮守、北澤八幡神社の例大祭。
8つの睦会各地域から集まる20数基を超える神輿が連合渡御で行われる宮入りは、勇壮華麗。
■9月6日(土)
宵宮 縁日 12:00〜21:00
■9月7日(日)
連合宮入り 13:00〜
場所:〈北澤八幡神社〉東京都世田谷区代沢3丁目25-3

2025年 8月23日(土)・24日(日)
1957年から始まり今年で66回を迎える東京高円寺阿波おどり。
今では、約1万人の踊り手と100万人といわれる観客の歓声が町に響き渡る、東京高円寺の一大イベントとして夏の風物詩となっている。
両日共に17:00〜20:00
場所: JR高円寺駅、東京メトロ丸ノ内線 新高円寺駅 南北商店街及び高南通り

明治神宮、表参道、代々木公園などを舞台に躍動感溢れるよさこい鳴子踊りが披露されるスーパーよさこい。
首都圏最大級、全国各地から約100チーム、5000人を超える踊り子が原宿表参道に集結し、熱氣溢れる演舞を披露する。

2025年 8月4日(月)・5日(火)
毎年曜日に関係なく8月4日、5日の2日間に渡って行われる千葉県匝瑳市八日市場の「八重垣神社祇園祭」。
1日目は「踊る女神輿」とも称される、女性だけで担がれる「女神輿連合渡御」が夕暮れとともに行われ、翌2日目は、10町会の大小約20基程の神輿が連合で渡御され、各所で豪快に水がかけられる「水掛け渡御」が行われる。アップビートのお囃子と「あんりゃー、どした!」という独特な掛け声が特徴的。
本年の年番町は、下出羽区
■8月4日(月)
神社神輿渡御 7:15〜8:30
十町女神輿連合渡御 18:00〜22:00
■8月5日(火)
十町神輿連合渡御 11:10〜17:40
神社神輿還御 18:00〜20:30
場所:〈八重垣神社 周辺〉千葉県匝瑳市八日市場イ2939
2025年 8月1日(金)・2日(土)・3日(日)
氏子各町の神輿が神社境内に集合して、早朝から一基ずつ順にお祓いを受け宮出しされる、連合宮出し渡御が執り行われる。
■8月1日 (金) 宵宮
■8月2日(土) 大祭式
■8月3日(日)
連合神輿宮出し渡御 8時〜
王子神社田楽舞奉納 16時半〜
場所:〈王子神社〉東京都北区王子本町

2025年 8月1日(金)・2日(土)・3日(日)
関東有数の山車まつりといわれる「八王子まつり」。
上地区、下地区合わせて19台の山車巡行に加え、多賀神社、八幡八雲神社の宮神輿渡御や、市内の神社などに伝わる獅子舞、夏空に響き渡る関東太鼓大合戦、約4,000名の浴衣姿の踊り手が甲州街道を埋め尽くす民踊流しなど、伝統文化の数々を堪能できる八王子が誇る盛大な真夏の祭典。
場所:〈甲州街道 周辺〉東京都八王子市

2025年 8月1日(金)・2日(土)
1日は武蔵一宮氷川神社の例大祭でお祓いを受けた大宮駅東口駅前周辺の地元町会の御輿と山車が、大宮駅前東口周辺を練り歩く。メインとなる2日は、御輿の揃い渡御(とぎょ)・山車の揃い巡行・民踊輪おどり・阿波おどり・太鼓演奏などが、会場のあちこちで様々な催しが行われる。
■開催時間
8月1日(金) 17:00〜21:00(予定)
8月2日(土) 17:00〜22:00(予定)
場所: 埼玉県さいたま市大宮区
大宮駅東口周辺

2025年 7月31日(木)
武蔵一宮氷川神社の例大祭を翌日に控えた、大宮駅西口周辺の町会御輿が駅前周辺を練り歩きます。よさこい踊りも行われ、色とりどりの衣装をまとった各連が、華麗に演舞する。
■開催時間 17:00〜21:00(予定)
場所: 埼玉県さいたま市大宮区
大宮駅西口周辺

2025年 7月25日(金)・26日(土)・27日(日)
毎年7月下旬に行われる羽田神社の夏季例大祭「羽田まつり」。
特徴的なのは通称「ヨコタ」と呼ばれる担ぎ方で、片側がはね上がるともう片側がしゃがみ、シーソーのように交互に繰り返していく。その姿は、大波に揺れている船のようで勇壮。
最終日の町内神輿連合渡御では、羽田空港内の大鳥居に全町会神輿が集合し、弁天橋を渡って産業道路まで一直線、約1kmの道のりを14町会14基の神輿が一斉に連合渡御される。
■7月25日(金)
本社神輿・鳳輦神霊入れ
■7月26日(土)
例大祭式
場所:〈羽田神社〉東京都大田区本羽田3-9-12